【ボート】三国G2 リズム良好の藤岡俊介がスタート力を武器に勝負に徹する
「三国モーターボート大賞~昭和平成無差別マッチ~・G2」(30日・三国)
Wドリームの第2弾、2日目メインの12R東尋坊ドリームは森高一真(香川)が4コースから差しで快勝。人気を集めたインの上條暢嵩(大阪)は2着。3着に大外から坪井康晴(静岡)が続き、3連単の配当は3万2980円の波乱となった。1日は予選3日目が行われる。
予選2日目は山田祐也(徳島)がまくり、逃げの連勝でリズムアップ。「回ってから出口の足は良くなった。ターン回りはいい感触をつかんでいる」とレース足の進化を感じ取る。初日ドリーム戦を制した地元の中島孝平(福井)は、2日目2走を2、1着にまとめ「ターン回りは合ってきているが、レースでもまれてどうかな」と納得の域を見据えて調整を続ける。
初日2走は4、4着と出遅れた藤岡俊介(37)=兵庫・94期・A1=は、2日目7Rをイン速攻で今節初1着を勝ち取った。「追い風もあって気持ち良く回れなかったけど、出足は悪くない。行き足がしっかりしてSもしやすい」と順調な仕上がりをアピールした。
近況3節では一般戦だが、徳山、浜名湖を連続優勝。前走の尼崎も優出2着と好調だ。「たまたまですよ」と謙遜するが、今年は尼崎、大村G1でも優出と存在感を発揮。今節のG2も、狙うはもちろん表彰台だ。