【ボート】三国G2 三井所尊春が魅せる!変幻自在のレースに大注目
「三国モーターボート大賞~昭和平成無差別マッチ~・G2」(1日、三国)
予選は3日目が終了。2日目3連勝の山田祐也(徳島)が得点率首位に浮上した。地元期待の中島孝平(福井)は後半11Rの4着が響き3位に後退。「3日目は自分の失敗。出足はいいと思うので切り替えて頑張る」と逆転での首位通過を狙う。2日は予選最終日の4日目が行われる。
大胆不敵な攻勢で、3日目のレースを盛り上げたのは三井所尊春(42)=佐賀・88期・A1=だ。前半5Rは6コースからチルトを2に跳ね、豪快なまくりで2着を確保。チルトをマイナスに下げた後半11Rは得意の3カドに引き、コンマ04のトップS(スタート)から、再び果敢なまくりで今節2勝目を勝ち取った。
4日目は12Rで2号艇の出番。予選通過ノルマは、4着が最低条件だが「Sはちょっと速過ぎたけど見えてますよ」とF(フライング)持ちでも速攻力は健在。「伸びはいい方。出足の方に持っていって、チルトはマイナスでバランスを取っていきます」と新たな戦略を頭に描いた。三井所が繰り出す変幻自在のレースに目が離せない。