【ボート】三国G2 片橋幸貴が土壇場で準優切符をゲット
「三国モーターボート大賞~昭和平成無差別マッチ~・G2」(2日・三国)
予選が終了。山田祐也(徳島)がトップ通過。2位に豊田健士郎(三重)と地元の中島孝平(福井)が並んだが上位着順差で2位は豊田、3位に中島。上位3人が準優勝戦の1号艇を獲得した。3日は10~12Rで準優3レースが行われる。
片橋幸貴(33)=滋賀・109期・A2=が土壇場で準優切符をもぎ取った。4日目11Rは、3コースから果敢に仕掛けて、関浩哉(群馬)と激しい2番手争いを展開。一進一退の攻防が続いたが、最終2Mで体勢を崩した関の懐を差し込み一気に加速。2着に滑り込み、予選12位で準優進出を決めた。
「良かったですね」と千載一遇のチャンスをモノにして充実の表情。「4日目が一番合っていた。抜けているところはないけど、今くらいの足があれば満足です」と仕上がりも納得の域に達した。
今節は0台のS(スタート)を連発。「行き足がしっかりしている」と自慢のS力を生かせる足だ。「スタートを行って、展開をつくるのが理想」と勝利のイメージは固まりつつある。準優10Rは、4号艇で登場。1号艇に予選トップ通過の山田ら強敵が控えるが、速攻戦で真っ向勝負に挑む。