【ボート】三国G2 節イチの豊田健士郎がタイトル奪取に燃える

 「三国モーターボート大賞~昭和平成無差別マッチ~・G2」(3日・三国)

 準優勝戦が行われ10Rは山田祐也(徳島)、11Rは豊田健士郎(25)=三重・115期・A1=、12Rは中島孝平(福井)と1号艇が全て逃げ切った。2着には武田光史(福井)、坪井康晴(静岡)、金子賢志(群馬)が続いた。4日は優勝戦12Rがメイン。絶好枠を勝ち取った山田がG2初Vへ気迫の逃走に燃える。

 だが、山田の前には節イチの足を誇る豊田が立ちはだかる。準優11Rは、インから押し切って1着。「S(スタート)は少し様子を見て、1Mの体感も少しズレていた」と多少の違和感はあったが「坪井さんに少し出られたけど、全然持つ足」と絶妙な先マイでライバルを一蹴した。

 三国では、19年9月のプレミアムG1・ヤングダービーでG1初優出。「あのときは無我夢中で、気がついたら優勝戦に乗っていた」とがむしゃらなスタイルだったが、今節は記念戦線で活躍する難敵を相手に白星を積み重ね、優勝戦まで登り詰めた。

 「出足は相当上の方にいるので、合えば押す感じや舟の向きもくると思う。行き足も良くSがしやすい」と仕上がりに関しては文句なし。優勝戦は2号艇で迎えるが「内寄りの足で差しやまくり差しが行きやすい。2コースは好きなので、臨機応変で頑張ります」と得意のコースならチャンスも大いに膨らむ。あとは破壊力満点のターンを繰り出し、標的のG2タイトルは決して外さない。

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