【競輪】地元の太田竜馬が19年以来2年ぶりとなる地元記念を制覇 G3通算では5回目のV
「阿波おどり杯争覇戦・G3」(4日、小松島)
地元の太田竜馬(25)=徳島・109期・S1=が、19年12月の佐世保以来となるG3通算5回目、地元記念は19年以来2回目の優勝を果たした。最終バック3番手からまくり切った。徳島3番手を回った小倉竜二が2着。太田マークの小川真太郎が3着。地元勢で上位独占となった。
気迫でまくり切った。太田は「うれしさで一杯です。体から染み出るくらいうれしい。このうれしさに浸りたいです」と歓喜の思いを表現した。
レースは後ろ攻めにになり、赤板過ぎにインを切り、打鐘前から発進した町田-池田後位の3番手を確保。タイミングを計って、最終バックからまくってVゴールを駆け抜けた。
今シリーズは、決勝まで4、2、3着と勝ち切れていなかったが、3日間ともしっかり仕掛けて、いい動きを見せていた。そして、最後は持ち味の快速まくりがさく裂した。
次走は函館G2・サマーナイトフェスティバル。さらに平G1・オールスターと大舞台が続く。四国勢の先陣を切り大暴れを見せる。