【ボート】三国G2 山田祐也がイン逃げで初のG2タイトルを獲得 師匠・田村隆信に感謝
「三国モーターボート大賞~昭和平成無差別マッチ~・G2」(4日、三国)
1号艇の山田祐也(31)=徳島・112期・A1=がインから押し切って快勝。通算では15回目、今年は3回目のVをうれしいG2初制覇で飾った。2着に6号艇の金子賢志、3着は2号艇の豊田健士郎で、3連単の配当は1万1880円の好配当となった。
平成生まれの若武者・山田が、力強いターンでライバルの攻勢を受け止め1Mを先マイ。歓喜のVゲートを一気に駆け抜け、初のG2制覇を決めた。
「すごくうれしいです」と待望のタイトルを手に入れ、ボート界屈指のイケメンの表情も和らぐ。だが、今節の優勝は、徳島支部の師匠・田村隆信の存在が大きかった。
「自分の成績がふがいなかったので、3カ月前に(弟子入りを)お願いした。気持ちもガラリと変わって、今節の前もアドバイスがなかったら、タイトルは取れていなかった」と有言実行の活躍で恩返しを果たした。
「G2の優勝はうれしいけど、G1のタイトルや、SGにも出られるので取りにいく」と次に狙うはさらに上の表彰台。師匠の心強い助言も取り入れ、山田の挑戦は続く。