「全国ボートレース甲子園・Ｇ２」（８日、まるがめ）

　全国４７都道府県から猛者が集まった戦いも３日目を迎えた。その３日目に存在感を示したのは女子で鹿児島代表の藤崎小百合（３８）＝福岡・９５期・Ａ２＝だ。５Ｒは５コースからコンマ１８の的確Ｓを決めると、中へこみの展開を利用して一気に攻め込む。内４艇をのみ込んで１着をもぎ取った。３連単配当は９万８２２０円のビッグ配当。「Ｓは全速で行けたし、足も良くなってました。９万８０００円台ですか！！やった～。買ってくれた人に貢献できて良かった」と満面の笑みを浮かべた。

　後半１０Ｒも守田俊介（滋賀）との接戦を制して３着。３連単１万２３３０円の配当に貢献。そして準優入りへ１着権利と望みをつないだ。「４日目も１着を取れるように頑張ります」と気合十分。再び軽量を生かした攻めで波乱演出、そして予選突破を決める。