「びわこモーターボート大賞～スター候補襲来！～・Ｇ２」（１３日開幕、びわこ）

　百戦錬磨の実力者と次世代を担う若武者の白熱バトルが、びわこボートを舞台に１３日から開幕する。初日メインはＷドリームの第１弾「ヤング！ドリーム」。１号艇の大山千広（福岡）が、インから華麗な逃走劇に挑む。予選スタート組では、菅直哉（徳島）が前検一番時計を記録した。

　今節は西野雄貴（３１）＝徳島・１１４期・Ａ１＝の動向に目が離せない。Ｇ１覇者の村松修二（広島）、羽野直也（福岡）や、当地で１８年３月にＧ２・レディースオールスターを制した中村桃佳（香川）ら頼もしい同期メンバーが勢ぞろい。「心強いですね」と自身も大舞台での活躍に燃えている。

　手にした相棒は前節で山崎郡（大阪）を優勝に導いた４１号機。「ちょっと微妙でしたね。起こしも少し鈍く、体感も跳ねていた」と評価はひと息だったが「もう一丁良くしたいので、まずは乗り心地から合わせる」と底上げ作業に着手。がっちりと素性を引き出し、難敵に立ち向かっていく。