【ボート】芦屋オーシャンカップカウントダウンコラム1
「オーシャンカップ・SG」(20日開幕、芦屋)
2021年のSG第4弾「第26回オーシャンカップ」が20日から開催される。国民の祝日「海の日」を記念したレースで、今年の舞台は福岡県のボートレース芦屋。G1、G2で優勝を争った実力者が頂点を目指す。
芦屋のSG開催は、2018年11月のチャレンジカップ以来となる。コースは淡水。全国屈指のイン勝率が高い水面で、過去1年(昨年7月から今年6月)のイン1着率は64・5%。全国平均の56・2%を大きく上回る。しかし、普段の一般戦では進入固定レースが採用されていることもあり、数字ほどの過信は禁物。静水面でもあり、スピードに任せた全速戦も決まりやすい。
現行のエンジンは5月末から使用開始。まだ相場は固まっていないが、それでも6号機の活躍は目立つ。4節前に服部達哉がイン逃げで優勝すると、2節前にも池田紫乃が男女混合戦で優出(6着)。SG舞台でも注目エンジンとなるだろう。
55、56、62号機の安定感も光る。56号機は3、4節前に連続して優出。55、62号機も同じく2優出と好走している。
10号機も素性はいい。初下ろしの5月末に浜先真範が優勝戦1号艇をゲット。3着に敗れたとはいえ、3周タイムが高水準でパワーを感じさせる。