「オーシャンカップ・ＳＧ」（２０日開幕、芦屋）

　注目の初日ドリーム戦は枠番順に（１）峰竜太（２）吉川元浩（３）原田幸哉（４）丸野一樹（５）白井英治（７）馬場貴也が出場する。

　優勝候補は昨年覇者の峰だ。２０２０年はＭＶＰなどタイトルを総なめ、今年もオールスター（若松）でＳＧ優勝と快進撃を続けている。しかも、水面実績が抜群。芦屋周年では１６年９月から３連覇。昨年５月の６８周年も優勝し、彦坂郁雄（引退）と並び史上最多Ｖ４を誇る。

　また、０９年の九州地区選手権でＧ１初優出にして初優勝を決めた思い出の地。その水面で初日ドリーム戦の白カポックならば、オーシャンカップ連覇の確率は高い。

　ドリーム５号艇の白井も好調。オールスター、グランドチャンピオン（児島）で優出とＳＧ舞台で存在感を発揮している。ドリーム組以外でも菊地孝平が同様に、オールスター、グラチャンで優出。湯川浩司もクラシック（福岡）、グラチャンで優出と充実している。また、毒島誠は直前のＧ２・ボートレース甲子園（まるがめ）を優勝。得意の夏を迎えてリズムアップしている。

　地元の福岡勢は瓜生正義、篠崎元志・仁志ら７人が出場し、遠征勢を迎え撃つ。また、グラチャン覇者の前本泰和の走りにも注目が集まる。