【札幌記念】ラヴズオンリーユー本格化 海外G1・2勝目へ Vで弾みつける

 「札幌記念・G2」(22日、札幌)

 5歳にしてようやく本格化。今秋の大舞台を見据えて、ラヴズオンリーユーがいよいよ始動する。

 香港のクイーンエリザベス2世C快勝後は、宝塚記念をパスしてここへ。中間は順調な乗り込みを消化してきた。1週前追い切りは川田を背に、函館芝で4F52秒6-11秒4(直強め)。半マイルで3秒差追走してパートナーに先着と、動きの良さは目立っていた。矢作師は「馬のバランスがいいし、動きも良かった。何しろ良くなかった馬ですから。今は良くないところが一つもない。それで十分です」とうなずく。状態さえ良ければ結果は自然とついてくる。

 視線の先にはBCフィリー&メアターフ・G1(11月6日・米デルマー)がある。「絶対とは決めつけていないが、ここを使ってBCまで使わないつもり。全力投球で行きます」と指揮官。海外G1・2勝目へ向けて、結果も内容も問われる一戦となる。

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