【ボート】蒲郡ボートレースメモリアルカウントダウンコラム2
「ボートレースメモリアル・SG」(24日開幕、蒲郡)
6月のグランドチャンピオンから、SG戦線では“アラフィフ”の活躍が続いている。児島でのグランドチャンピオンは49歳の前本泰和(広島)が、7月の芦屋でのオーシャンカップは47歳の浜野谷憲吾(東京)が優勝した。前本は7年半ぶり、浜野谷は実に14年4カ月ぶりのSG制覇。“まだ若手には負けない”と言わんばかりの充実ぶりだ。
一方で“先輩たちに負けていられない”と意気込むヤングがいる。永井彪也がその1人だ。2019年にG1・ヤングダービーを優勝。次代の東京支部、そしてボートレース界の顔を担う存在として期待されている存在。身近な東京支部の先輩たちの活躍を肌で感じている。
浜野谷は4月に大村G1・ダイヤモンドカップ、さらに7月にはSGを制した。永井の師匠にあたる中野次郎は今年4回の優勝とリズムがいい。「自分も置いて行かれないように、追い越せるように頑張りたい」と気持ちを新たにする。
今大会の出場メンバーでは登録番号は下から3番目。6月に戸田イースタンヤングを制して、若手の中では一枚上の存在と言える。「平常心は忘れずに、攻めの気持ちは持ちたい」。存在感のアピールのために闘志を燃やしている。