【セントライト記念】“いつものオーソクレース”で及第点 復帰戦へは「まだ8割」

 「セントライト記念・G2」(20日、中山)

 9カ月ぶりの実戦を迎えるオーソクレースは16日、美浦Wの併せ馬で1馬身遅れに終わった。直線強めに追われて6F83秒3-38秒2-12秒0とそこそこの時計を記録したものの、外に併せたサンダーブリッツ(4歳オープン)からすれば“おいでおいで”状態。結局、差を詰められないままフィニッシュした。

 併走馬に騎乗した久保田師の第一声は「見た目、格好悪かったですね」。苦笑いしつつ、それでも「こういう馬なんです。とぼけるんですよ。いつものオーソって感じで、手を抜いているんですよね。ただひと追いごとに、走りのバランスは良くなっています」と及第点は与えた。

 デビュー2連勝で挑んだホープフルSで2着した素質馬だが、皐月賞直前に右後肢の頸骨骨折でリタイア。今回の復帰戦に向け、トレーナーは「まずは無事に復帰させることが一番ですからね。まだ8割ぐらいかな」と現状を話した上で、「ポテンシャルの高さは間違いない馬。でも、9カ月ぶりで強い馬もいますからね。どういう競馬になるか、今回は半々です」と慎重に言葉を選んでいた。

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