【競輪】佐々木雄一が青森記念でG3初V ライン3番手から突き抜け「思った通りの形」
「善知鳥杯争奪戦・G3」(26日、青森)
佐々木雄一(41)=福島・83期・S1=がゴール前で抜け出してG3初優勝を果たした。2着に深谷知広(静岡)、3着には東口善朋(和歌山)が入った。
北日本の実力派マーカーがゴール前で鋭く伸びてVゴールを駆け抜けた。「良かったです。まだ、実感が湧かないですね。帰りに湧くんですかね」と素直な胸の内を明かした。
レースは打鐘で北日本ラインの先頭を務めた阿部拓真(宮城)が先行態勢。最終2角で上田尭弥(熊本)に合わせて、坂本貴史(青森)が番手まくりを敢行。最後はライン3番手の佐々木が差し脚を伸ばして深谷の追撃を封じた。「思った通りの形になりました。前2人が頑張ってくれたおかげです」とラインへの感謝を口にした。
11月にはG1・競輪祭(小倉)参戦が控えている。「これからも一戦一戦、頑張るだけです」と勝ってかぶとの緒を締めた。