「２歳新馬」（３日、中山）

　芝１８００メートルの一戦は、２番手を運んだ３番人気ダノンティアラ（牝、父ドゥラメンテ、美浦・大竹）が、４コーナーで逃げ馬をかわして先頭に立つと、内から迫る２番人気ウインバグース（２着）を３／４馬身差退けて先頭でゴール。近親に０８年凱旋門賞を勝った名牝ザルカヴァがいる血統馬がメイクデビューを勝利で飾った。勝ちタイムは１分５２秒６。騎乗した川田将雅騎手は「聞いていたよりも、はるかに競馬で全体を通して、ちゃんと走ってくれたと思います。現状できる精いっぱいの走りをしてくれたと思います」と評価した。

　なお、２着から２馬身半差の３着は４番人気のロムレーン。単勝１・５倍の１番人気に推されたウィズグレイスは、終始外を回る競馬が響いて５着に敗れた。