【競輪】郡司浩平が平塚記念初優勝「今回は責任を持ってレースに臨んだ」

 平塚記念初優勝を達成した郡司浩平
 平塚競輪イメージキャラクターの高柳明音(左)に祝福される郡司浩平
2枚

 「湘南ダービー・G3」(4日、平塚)

 開催最終日の12Rで決勝戦が行われ、郡司浩平(31)=神奈川・99期・SS=が、最終バック6番手からまくり、平塚記念を初制覇した。G3優勝は、4月の川崎以来で今年2回目、通算では12回目。また、6Rの「競輪ルーキーシリーズ2021プラス」は志田龍星(23)=岐阜・119期・A2=が制した。

 神奈川のエース・郡司が平塚記念初優勝を達成した。「うれしい。平塚はグランプリや記念で結果を出せていなかったので、勝てて良かった」。川崎、小田原を含めた神奈川全場での記念優勝も成し遂げた。

 レースは、清水が打鐘前から先行態勢に入って、郡司は6番手。8番手の新田を警戒しながら、郡司は最終バックからスパート。先にまくった古性を、ゴール前できっちり捕らえた。「10年前に(松坂)洋平さんが優勝してから、平塚記念を地元勢が勝てていなかった。今回は責任を持ってレースに臨んだ」と振り返る。

 次走は寛仁親王牌(弥彦)。2月の全日本選抜(川崎)に続く今年2回目のG1優勝を目指す。「次につながるレースが4日間できた。悔いの残らないように、一戦一戦頑張ります」。神奈川勢初のグランプリ制覇へ、年末まで突っ走るつもりだ。

 ルーキーシリーズプラスは、岐阜期待の志田が最終2角6番手からまくって制した。「踏み出しは良くなかったけど、諦めず踏んで1着が取れた。お客さんの声援もすごくて、うれしかった」と7月の本デビューから17連勝。「できるだけ早く、S級へ上がれるように。将来的には中部を代表する選手になりたい。練習仲間の山口拳矢さんと一緒に走れるように、レベルを上げていきたい」と意気込みを新たにした。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

競馬・レース最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(競馬・レース)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス