【競輪】熊本記念 上田尭弥が1着発進 投球フォームそっくりで「肥後のガルベス」

 「火の国杯争奪戦in久留米」(7日、久留米)

 熊本競輪の開設記念シリーズは今年も久留米で実施されている。初日9Rの1次予選では上田尭弥(23)=熊本・113期・S1=が、最終2角からまくって1着。2次予選へ駒を進めた。

 上田は愛称が「ガルベス」。これにピンときたらプロ野球通で、1996~2000年に巨人に在籍していた投手のバルビーノ・ガルベス氏を指している。だが、上田はガルベス氏に顔が似ていない。理由を尋ねると「投球フォームなんです」とのこと。「小中高と野球をやっていて、ピッチャーだったんです。体が硬くて手投げだったので、ガルベスさんに似ていたんでしょうね。そう呼ばれるようになりました」と明かす。ただ、手投げながらも「140キロくらいは出ました」と言うと、記者陣から「全身で投げられたら160キロは出た?」と問われ「無理でしょう」と笑った。

 競輪界で躍動中の「肥後のガルベス」は、F1(S級)で優勝経験はあるものの、G3以上はVゼロ。そろそろ優勝したいところ。181センチ、90キロというガルベス級の恵まれた体格を生かし、剛速球ならぬ豪快まくりでVロードを駆け抜けるかもしれない。

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