【ボート】びわこG1 平本真之が今年2回目のG1制覇に挑む
「びわこ大賞・G1」(7日、びわこ)
準優勝戦が行われ、10Rは、平本真之(37)=愛知・96期・A1=がイン速攻で1着。2着に椎名豊(群馬)が続いた。11Rは地元の守田俊介(滋賀)が2コース差しで予選トップ通過のイン坪井康晴(静岡)を撃破。坪井は2着で踏ん張った。12Rは峰竜太(佐賀)が難なく逃げ切って快勝。2着は岡村仁(大阪)が入った。優勝戦の1号艇が巡ってきた峰が、2月の九州地区選(大村)以来となる、今年2回目のG1制覇に挑戦する。
準優10Rで、平本が強敵をねじ伏せた。スリット付近で守屋美穂(岡山)、椎名が襲いかかったが「1Mをまくられないようにして、いい感じに舟が返ってきた」と先マイで一蹴。「合えばグリップ感が良くて進んでいる。足も中堅よりいい」と頼もしい相棒の31号機を仕上げ、1着で優出一番乗りを決めた。
「最近はいいリズムが続いている」と9月のSG・蒲郡メモリアルから、G1・鳴門周年、そしてびわこ周年と3節連続優出に表情も和らぐ。獲得賞金ランキングも8位(7日現在)に付け、年末の大一番、SG・グランプリ(12月14~19日)のトライアル2nd枠(シード扱いとなる賞金上位6位以内)も十分視野に入ってきた。
「グランプリは意識しているけど、自然体でいきたいですね」とまずは目の前の大勝負に集中する構え。6月の蒲郡周年以来、今年2回目のG1タイトルを仕留めて、賞金の大幅な上積みに挑戦だ。