【ボート】児島G1 地元の渡辺和将が児島のスーパーエンジンをゲット 早くも抜群気配
「児島キングカップ・G1」(9日開幕、児島)
9日から始まるG1戦の前検が行われ、注目のエンジン抽選があった。1月から使い始めて約10カ月。児島にはスーパーエンジンが存在する。5優出でV2だが、その2連対率は50・3パーセント。2節前の一般戦では超抜気配で、田中辰彦(広島)が優勝している。
その注目の36号機を引いたのは地元の渡辺和将(31)=岡山・103期・A1=だった。前節の多摩川周年では予選2位から優出を果たすなど近況も上々。「児島でオレンジプレート(2連対率上位6機)を引いたのはデビュー節だけ」となぜか地元では抽選運に泣いてきたが、今節は堂々のエース機。オレンジどころかゴールド級のエンジンだ。そして早くもほかの選手から「渡辺選手はケタ違い」と称賛の声が出た。もちろん渡辺自身からも文句が出るはずもなく「行き足から伸びで、グッと出て行く。時間があるのでいろいろ調整してみる」と、抜群機に抜群感触。今節は要警戒だ。