【ボート】児島G1 茅原悠紀が地元周年初Vへ闘志満々 仕上がり面でも後押し
「児島キングカップ・G1」(13日、児島)
茅原悠紀(34)=岡山・99期・A1=が地元エースの存在感をまざまざと見せつけた。準優勝戦11Rは6号艇の藤山がコースを動き、進入が深くなってしまったが、全く動じることはなく逃げ切った。「進入は深くなったが大丈夫なことが分かり優勝戦での不安はなくなった」と余裕すら見せた。
仕上がりに関しても「今節で一番良かった。伸び、出足、ピット離れは三拍子そろっていい。エンジンはマックスで引き出せている」と自信を見せる。
G1は8回優勝を経験しているが、地元周年の優勝はまだない。それだけに「地元周年は獲りたい」と執念を燃やす。さらに優勝すれば賞金ランクも23位からアップさせて18位に入れば出場できるグランプリ(12月14~19日・住之江)の出場圏内に入ってくる。SGは1回優勝があり、それが14年12月に行われた平和島のグランプリだ。2回目となるグランプリ優勝のためにも、出場権をつかみたいところだ。