【ボート】大池佑来が江戸川大賞でG1初優勝 「何か結果を残したかった」
「江戸川大賞・G1」(20日、江戸川)
開催最終日の12Rで行われ、1号艇の大池佑来(34)=東京・101期・A1=がG1初優勝を成し遂げた。安定板を使用した周回短縮の2周戦で行われ、コンマ03のトップSを決めて逃げ切った。G1は優出3回目で初V。優勝は、5月の江戸川一般戦以来で通算20回目に達した。
終わって見れば、荒れ水面にも強い大池の独壇場だった。「ホッとしました。きょうは水面が荒れて、(開催を)やるか、やらないかの方を考えていたので、緊張することもなかった。インも弱かったし、気合を入れて行った」。1Mを冷静に旋回して勝利を決定づけた。
2007年のデビューから15年目でのG1初制覇。「G1を獲るまでは想像してなかったけど、何か結果を残したかったので本当にうれしい」。江戸川では10年8月に初優勝、19年1月には左手中手骨骨折と何かが起こる。
「これで(SGの)権利も取れたので、もう1段階上で勝負できたらいい。12月にまた来ますから」と大池。次回当地はG2・江戸川634杯MB大賞(12月8~13日)に出場予定。「特に思い入れのある」という江戸川で、さらに実績を積み重ねる。