【オート】川口で佐藤正人選手がレース中に事故死
30日の川口オート初日9Rで4車が落車する大事故があり、佐藤正人(さとう・まさと)選手が右側胸部外傷のため搬送先の川口市内の病院で午後6時32分に死去した。51歳だった。
事故は1周4コーナーで起きた。4番手の佐藤選手がバランスを崩し、外の栗原勝測に接触して両者とも落車。直後にいた牧野貴博、伊藤正真が追突して4人が落車した。
オートレース開催中の死亡事故は病気や試走、練習中の事故を含めると95人目。レース中の事故死は2009年9月27日、飯塚7Rの永井秀樹さん以来。12年1月15日には女子レーサーの坂井宏朱さんが船橋での練習中に落車して死亡した。
佐藤選手は千葉県出身で1991年に22期生としてデビュー。通算成績は1着387回、2着443回、3着462回。優勝は2回。