【エリザベス女王杯】丹内 ウインキートスでG1初戴冠だ 年間勝利数キャリアハイ更新中
「エリザベス女王杯・G1」(14日、阪神)
ウインキートスとコンビを組むデビュー18年目の丹内祐次騎手(36)=美浦・フリー=は、悲願のビッグタイトルをつかもうとこん身の勝負を挑む。
丹内は先週までに既に35勝を挙げ、11年の32勝を上回るキャリアハイを更新中だ。自身8度目のG1挑戦となる今回は、ウインキートスとのコンビ。「1着だけを目指して頑張って乗りたい」と意気込む。
前走のオールカマーは道中でロスなく立ち回り、ゴール前で一気に伸びてレイパパレ、グローリーヴェイズとG1馬をかわして2着に入った。「折り合いもつき、直線もスムーズに外に出せた。直線は手応え通りの伸びで、成長したなと思いました」と振り返る。3週連続で追い切りに騎乗し、状態面に関しては万全と言えるまでに仕上がった。「強いメンバーですけど、キートスも成長している。チャンスはあるはず」と手応え十分だ。