【ボート】チャレンジカップカウントダウンコラム1
「チャレンジカップ・SG」(23日開幕、多摩川)
グランプリ、クイーンズクライマックスへの出場をかけた熱いバトル「SG・第24回チャレンジカップ」「G2、レディースチャレンジカップ」が23~28日まで、東京のボートレース多摩川で開催される。今大会の見どころを3回にわたって紹介する。
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ボートレース多摩川は、砂利の採取場跡地を利用した人工の淡水プールだ。周囲がスタンドと防風林に囲まれており、水面に波が立ちにくく「日本一の静水面」と呼ばれる。ターンしやすく、スピードを生かせる選手が有利とされる。
現行エンジン、ボートは5月20日使用開始で、エンジン相場は固まっている。2強を形成するのが、10月のG1・周年記念を優勝した49号機と、優勝戦1号艇(3着)の32号機だ。ともに優出5回はトップタイで、49号機は強烈な伸びと一瞬のパワーが特徴、32号機はトップ級に仕上がる出足が魅力。
この2機に続くのが、スリットから伸びて、Sが決めやすい57号機、レース足抜群の67号機、バランス型の23号機だ。また、28号機は出足系でパワフル。G1記念優出の実績がある52号機、18号機は、いずれも回り足系が上位に評価できる。直前の一般戦で前田篤哉が、優勝した19号機も軽視できない。