【ボート】多摩川SG 佐藤翼が初のGPへ気合十分「一走一走しっかり走りたい」
「チャレンジカップ・SG」(23日開幕・多摩川)
SG・グランプリの18枠を懸けた最後の戦いが行われる。今回の優勝賞金3300万円を加算すれば、出場選手全員がグランプリの出場チケットを獲得できる大一番だ。
今年は例年に比べて18位のボーダーも高くなっている。既に10位の丸野一樹(滋賀)までが当確ランプは点灯済み。15位の西山貴浩(福岡)までは余程の大逆転劇がない限り18位以内は確実だ。16位以降の19人が西山を抜くには優出が最低条件。実質、残り3枠を争う形だ。
注目は現在17位の佐藤翼(33)=埼玉・105期・A1。今年は5月のSG・オールスター(若松)で優出2着。10月の児島周年ではG1初優勝を飾り飛躍の年となった。「グランプリは意識して入って来た。ただこれ以上意識しても仕方ないので一走一走しっかり走りたい」と、初のグランプリ出場を懸けた気合のシリーズになりそうだ。