【ボート】住之江SG 瓜生正義が5年ぶり2回目のグランプリ制覇 3コースからまくった
「グランプリ・SG」(19日、住之江)
4号艇の瓜生正義(45)=福岡・76期・A1=が、3コースからまくって人気の峰竜太を撃破。2016年大会以来、2回目のグランプリ制覇で優勝賞金1億円を獲得した。
青い稲妻のごとく、瓜生が会心のまくりを決めた。76期は優出6人の中で最古参。勝負どころを熟知した3コース進入から見事に“黄金のヘルメット”奪還に成功した。
1Mで勝負は決した。「いい感じに行けて、まくれたと思った」と攻め切った。旋回した内側で峰が転覆し、さらに後続3人が事故に巻き込まれる大波乱。「事故レースになったので4人のケガが心配だけど」と前置きしつつも「信じられない気持ち。いいレースができた気がする」と無我夢中の勝利に酔いしれた。「1Mの感じとか、展示から気配がいいなと思っていた」と最後に調整の正解も出せた。
2016年以来、2回目のグランプリ制覇。「前回は(サイズが)大きかった」と記憶に残る“黄金のヘルメット”を久しぶりにかぶり「相当重みがある」と感触を味わった。
これでSG優勝は山崎智也と並び歴代3位。まさにボートレース史に残る活躍ぶりだが、常に順風満帆な道のりではなかった。
17年春には2節連続F。18年前期にはA2陥落も経験した。そこから19年7月オーシャンカップ(とこなめ)で復活のSG優勝。今年も「結果を残せず、もやもやした1年だった気がする」と振り返る。しかし、どん底も味わったうえで賞金王に返り咲き。最後の最後で本領を発揮した瓜生が頂点に立った。
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