【有馬記念】エフフォーリア Vモード 鹿戸師「天皇賞・秋の状態に近づいた」

 「有馬記念・G1」(26日、中山)

 ファン投票1位のエフフォーリアが22日、美浦Wでの3頭併せで快活な動きを披露。ラスト1F11秒4の好時計で最先着を果たした。前走の天皇賞・秋ではコントレイル、グランアレグリアといった強豪中の強豪を撃破。乗りに乗る横山武に導かれ、ここも人気に応えてみせる。鹿戸師、横山武との一問一答は以下の通り。

  ◇  ◇

 ◆鹿戸雄一調教師

 -最終追い切りの様子は。

 「馬をファイトさせたかったので、3頭併せの真ん中に。十分なケイコができたと思います」

 -天皇賞・秋と比較してどうか。

 「天皇賞・秋の時はすごくいい状態だった。それには近づいていますね」

 -その天皇賞・秋で負かしたコントレイル(2着)が次戦のジャパンCを勝ち、グランアレグリア(3着)はマイルCSを制した。

 「一緒に戦ったメンバーがそれぞれ勝ったし、改めて強い競馬だったのだなと思いました」

 -舞台は中山芝2500メートル戦となる。

 「中山の2500メートルはとてもトリッキーで難しいコースだと思います。ただ、小回りコースを経験しているし、距離的にもギリギリ持つと。そんなに心配はしてないです」

 -意気込みを。

 「強くなってもっと上を目指したいと思っています。今回も頑張ってもらいたいですね」

 ◆横山武史騎手

 -追い切りに騎乗した感触は。

 「天皇賞・秋に比べると若干、落ちるかなという気はします。ただ、前走が完璧な仕上がりだったので、さすがにそれをずっと維持するのは難しいこと。それでも8割、9割の出来にはあると思うし、そこまで気にはしていないです」

 -天皇賞・秋は強い競馬だった。

 「メンバーが強く、展開も読めないところがあったので不安はあったけど、僕自身が馬の力を発揮できればと思っていました。その通り力を発揮できたと思うし、勝ち切ってくれた馬に感謝です」

 -中山芝2500メートル戦の印象は。

 「とてもトリッキーなコース。その分、いろいろな騎乗技術が求められるのかなと思います」

 -ファン投票1位の馬での参戦。

 「プレッシャーはあるけど、それをバネにして頑張りたいと思います」

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