【有馬記念】ディープボンド自由自在 海外遠征影響なし 和田竜「すこぶる体調いい」

 「有馬記念・G1」(26日、中山)

 海外遠征帰りのディープボンドは22日、和田竜を背に栗東CWで6F82秒9-37秒7-11秒7をマーク。大久保師は「先週しっかり時計を出しているので、きょうは気持ち良く走らせる感じでした。いい動きでしたし、時計もぴったりで想定通り。状態はいいですね」と満足そうにうなずいた。

 春は阪神大賞典を制し、天皇賞は2着。秋には渡仏してフォワ賞で勝利を飾ったものの、本番の凱旋門賞は想像以上の重馬場で最下位の14着に終わった。遠征と大敗の影響は気になるところだが、2週連続で騎乗した和田竜は「自由自在に動けているし、海外帰りでも疲れは感じない。すこぶる体調はいい」と不安は全くない様子だ。

 「G1馬もいるし、そんなに簡単ではない。胸を借りるつもりで頑張ります」と指揮官。チャレンジャー精神で、悲願のビッグタイトルを狙う。

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