【有馬記念】アカイイト豪快走 中竹師「最高の状態をキープ」 相手強化も大金星狙う

 「有馬記念・G1」(26日、中山)

 出来に関しては文句なしだ。エリザベス女王杯でG1初制覇を成し遂げたアカイイトは22日、栗東坂路で4F52秒2-37秒3-12秒6をマークし、目下の勢いを示すように豪快に駆け上がった。

 中竹師は「アカイイトの調子のいい時の動きで、非常にいい動きでした。前走の女王杯と同じくらい。最高の状態をキープできていると思います」と仕上がりに太鼓判を押す。前走があまりにも強い勝ち方だっただけに反動が心配されたが、「前走後もそんなに大きなダメージなく、すぐに回復。カイ食いが旺盛な馬で、攻めてやってきましたよ」と胸を張った。牝馬だが500キロを優に超える大型馬。タフなタイプだけに、手加減することなく負荷をかけて、しっかりと調教を重ねてきた。

 充実期にあるからこその出走だ。相手は前走と比較にならないほど強化されただけに、引き続きコンビを組む幸は「強い馬がたくさんいますから。G1を勝っていますけど、あくまでも挑戦者の立場だと思います」と一貫して謙虚な姿勢を崩さない。

 それでも簡単に引き下がるつもりはない。自身も有馬記念初参戦となる鞍上は、「アカイイトの競馬をするだけです。長く脚を使えるので、展開が向いてくれれば」と大金星をもくろむ。戴冠へとつながる糸をたぐり寄せて、大駆けを狙う。

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