【有馬記念】アサマノイタズラ 過去一番 手塚師「申し分ない」
「有馬記念・G1」(26日、中山)
生涯最高の出来で大一番を迎える。田辺を背にしたアサマノイタズラは22日、美浦Wで3頭併せ。1週前よりリラックスした走りで直線に向くと、楽な手応えでヴァーンフリート(2歳1勝クラス)と併入、ムスコローソ(6歳3勝クラス)に1馬身先着を決め、6F80秒9-37秒5-11秒8をマークした。
力み通しだった1週前から進境を見せた。田辺は「口向きに難しいところはあるが、きょうはイライラせず走れたのが良かった。競馬もこのイメージで行きたい」と好感触。手塚師は「絶好調だね。田辺も『先週より乗りやすくなっている』と言っていたし、出来は申し分ない。あとは力関係だけ。自分で競馬をつくれないタイプなので、展開が向いてくれれば」と一発を狙う。