【3歳馬格付けチェック】牝馬1位はサークルオブライフ 来春のクラシック路線で主役に

※馬齢は2022年表記
 阪神JFを制したサークルオブライフ(中央)が牝馬1位
 安定感が光るウォーターナビレラ(左)
3枚

 恒例の「格付けチェック」拡大版をお届けします。来春のクラシックを目指す若駒たちを、デイリー特捜班が独自の目線でランキング化しました。読者の皆さまの馬券的中への一助になれば幸いです。(出走馬の馬齢は2022年表記)

 1位は3連勝で阪神JFを制したサークルオブライフ。アルテミスSのV時計1分34秒0と阪神JFの1分33秒8はともに過去10年で3番目の速さとなり、アルテミスSに関しては21年の桜花賞馬ソダシが記録した20年の時計より0秒9も速かった。ポテンシャルの高さを物語る数字だ。現時点での総合力も高いが、国枝師は「距離は延びた方がいい」と分析しており、来春の牝馬クラシック路線で主役を務めそうだ。

 2位はウォーターナビレラ。阪神JFで3着に敗れて初めて土が付いたものの、差し&追い込み馬が上位を占めた展開で、好位からしぶとく粘った内容は高い評価を与えられる。距離の限界はありそうだが、マイル戦までの強さは本物だ。

 3位はサウジアラビアRC2着馬ステルナティーア。阪神JFは7着に敗れたものの、向正面で不利があり、直線でもスペースを確保できなかったことを踏まえると、着順ほど評価を下げる必要はないだろう。瞬発力だけなら、1位と2位をしのぐものがある。

 4位は阪神JFで8番人気ながら2着に健闘したラブリイユアアイズ。5位はデイリー杯2歳Sで、朝日杯FS2着馬セリフォスと首差の接戦を演じたソネットフレーズとなった。

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