【日経新春杯】アフリカンゴールド復調ムード 雪でも好リズム 陣営「いいですよ」

 「日経新春杯・G2」(16日、中京)

 開門直後。猛吹雪の栗東CWに12日、明け7歳を迎えたアフリカンゴールドが登場。雪で視界が遮られる中でも、鞍上との呼吸はピッタリ。馬場の外めをリズム良く駆け抜け、しまい一杯に追われて6F83秒0-38秒2-12秒1をマークした。

 騎乗した山本助手は開口一番「いいですよ」と明るい表情を浮かべる。これまでも体調自体は良かったが、いい意味でうるさい面が出てきたようだ。「もともとうるさくて去勢したほどの馬。気持ち的に乗ってきたのかな。具合は引き続きいいですね」と、復調気配を感じている。

 前走の中日新聞杯では、17番人気の低評価を覆す2着。フロック視する声もあるが「休養前よりも状態は良かったからね。これまでは控えたりもしたけど、結局は行った方が良かった。バテないから」と完全復活に手応え。待望の重賞初制覇へ向けて「ハンデは1キロ増えるけど、ここも頑張ってほしい」と7歳の古豪にエールを送った。

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