【シルクロードS】8歳馬レッドアンシェル 激変ムード 庄野師「まだやれる」 

 「シルクロードS・G3」(30日、中京)

 復活なるか。京阪杯12着からの巻き返しを期すレッドアンシェルが、短期放牧でリフレッシュ完了。調教ではハツラツとした動きを見せており、激変ムードが漂う。

 スプリント重賞2勝の実績馬とはいえ、近走は2桁着順が目につく。年齢的な衰えもささやかれるが、庄野師は「状態はいつもと変わりない。気持ち的には、若い頃よりも落ち着きが出てきているよ」と不安なしを強調する。馬体の張りツヤはグッド。気持ち一つでガラッと変わっても不思議はない。

 1週前は、栗東坂路で4F51秒5-36秒9-12秒3の好時計を記録。新コンビを組む和田竜を背に、8歳とは思えぬ若々しい動きで好調をアピールした。指揮官は「ジョッキーに乗ってもらって、しっかりと追った。今週もしっかりやろうかな。ピリッとしてくれば」と2週連続のハード追いを示唆。仕上がりは良好。あとは馬が目覚めるだけだ。

 19年CBC賞の覇者。舞台設定も申し分ない。「年齢的に上積みは望めないけど、能力のある馬なのでね。まだまだやれるぞ、というところを見せたい」。初タイトルを手にした思い出の地で、健在ぶりをアピールする。

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