米競馬殿堂入りの名手ケント・デザーモがDVで逮捕
アメリカの名手ケント・デザーモ騎手(51)が28日、女性に暴力を振るった容疑で逮捕されたことが分かった。29日までに地元メディアが報じた。現地29日のペガサスワールドC・G1(米ガルフストリームパーク)で騎乗する予定だったスティレトボーイはホセ・オルティス騎手(28)に乗り代わりとなった。
デザーモ騎手は04年にアメリカの競馬殿堂入りを果たしており、通算6000勝以上をマークしている。短期免許で何度も来日しており、01年オークスをレディパステルで制覇するなど、JRAでは通算121勝を挙げた。
騎手として成功する一方で、競馬場内で警備員を車ではねようとして逮捕されるなど不祥事も多く、近年は薬物乱用やアルコール依存症により苦しんできた。