【ボート】尼崎 井上忠政が通算4回目のV、団体戦はルーキーズが勝利

今年初V、通算4度目の優勝を果たした井上忠政
優勝した井上忠政(左)と団体優勝旗を手にする栗城匠
2枚

 「ボートレースレディースVSルーキーズバトル」(3日、尼崎)

 1号艇の井上忠政(25)=大阪・119期・A2=が、コンマ09の快Sから逃げ切って1着。2021年6月の住之江・一般戦以来となる通算4回目の優勝を飾った。なお、団体戦はルーキーズが38対31でレディースに勝利した。

 スリットからぐいっと艇を伸ばして1Mを先マイすると、他艇を寄せ付けることなく、井上がゴールを一気に突き抜けた。当地2度目の優出で今年初Vを決め「Sは全速で行けたし、イメージするターンもできた。たまにはこういうレースもできるんです」と胸を張った。

 それまでは3優出で優勝もなかった37号機から、抜群の伸びを引き出した。大外枠だった初日ドリームこそ3着に敗れたが、優勝戦も含めると節間8勝を挙げる活躍ぶり。予選では男女通じて得点率トップをマークした。

 22年前期は3期ぶりにA2へと降格したが、今年は早くも2優出V1。「今回はエンジンさまさまですが、この優勝を自信にしていきたい」ときっぱり。8日から控える次節、宮島での一般戦でもその走りが注目される。

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