【共同通信杯展望】G1・3着馬ダノンスコーピオンが主役を務める

 「共同通信杯・G3」(13日、東京)

 数々のG1馬を輩出してきた出世レース。今年の主役はダノンスコーピオンだ。前走の朝日杯FSは中団で脚をため、直線で末脚発揮の3着。初黒星を喫したものの、素質の高さは示した。2走前の萩Sで下した相手は、次戦でホープフルSを制覇。対戦比較からも、G1を獲れるポテンシャルを秘めている。まずは始動戦をモノにして、高みを目指す。

 デビュー2連勝で挑んだ朝日杯FSで5着に終わったジオグリフ。発馬で後手に回った上に、初のマイルで流れにも乗れず、直線はジリジリと差を詰めるのが精いっぱいだった。「距離が忙しかったこともあると思いますが、スタートが最後まで響きました」と木村師。2戦2勝の芝1800メートルで反撃に出る。

 東スポ杯2歳Sで2着に好走したアサヒも侮れない。クラシック最有力候補との呼び声高いイクイノックスには、次元の違う末脚で突き放されたものの、同馬の走りも十分評価できるもの。同じ舞台で今度こそタイトル奪取へ。

 京都2歳S2着、シンザン記念4着と重賞戦線で好戦を続けるビーアストニッシドも、V獲りへ虎視たんたん。未勝利戦Vから挑戦するレッドモンレーヴは、活躍馬多数輩出の一族とあって素材は一級品。ここは真価を問われる一戦だ。

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