【京都記念】ユーバーレーベン 名牝への始動 上昇一途!本格化の兆し
「京都記念・G2」(13日、阪神)
名牝への道を歩むのか。21年のオークスを制したユーバーレーベンが、21年ラヴズオンリーユーが勝って世界へ羽ばたいた伝統のG2戦から始動する。
オークス後は順調でなかった。レース後に屈腱周囲炎を発症すると、直行で挑んだ秋華賞は13着。それでも続くジャパンCは6着と盛り返した。手塚師は「この出来で秋華賞に出られたらいい勝負ができた。ジャパンCでも真っすぐ走っていたら4着はあった」と悔しがる。以降は順調で、「本格化というか、かなりレベルアップしている。オークスの時よりもいいでしょう」と太鼓判を押した。
白星は新馬戦とオークスの2勝で“善戦タイプ”だが、このまま終わるつもりはない。
「マイネル(馬主のサラブレッドクラブ・ラフィアン)史上、最高の馬になるんじゃないかな。血統的にも奥手で、使い減りもしてなく、これから良くなると思う。今の出来なら動ける。かなり走ると思いますよ」。ラヴズオンリーユーは年齢こそ5歳だったが、21年ここでオークス以来の勝利を飾ると、その後海外G1を3勝。4歳になったオークス馬の後輩も続きたい。