【ボート】鳴門G1で中村日向がデビュー初Vに挑戦 「しっかりものにしたい」
「四国地区選手権競走・G1」(11日、鳴門)
中村日向(23)=香川・122期・A1=がパワー発揮で、デビュー初優勝をG1の舞台で飾る。
準優10Rでは1Mで見事に差し切った。ST01で飛び出した菅章哉(徳島)の内側から鋭く切り込み先頭に。伸び特化の菅にも劣らぬ伸びを見せて後続を振り切った。
「グリップして前に押していた。伸び型だがバランスも取れてきて今節5本の指に入る」と足の仕上がりも良さそう。課題はターン回りだが、大きな問題はなく「S勘も誤差はない」と準備万端の様子だ。
2018年5月デビューからG1での優勝はもちろん、優出も初めて。前検では一番時計を記録し、機力的にも絶好機。「チャンスはなかなかないので、しっかりものにしたい」と気合十分だ。