【ボート】鳴門G1 山田祐也が大外6コースまくりで初の四国チャンプ

 G1初優勝を果たした山田祐也
 師匠の田村隆信(右)と優勝を喜ぶ山田祐也
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 「四国地区選手権・G1」(11日、鳴門)

 4号艇の山田祐也(32)=徳島・112期・A1=が、大外6コースからのトップSでまくって、地元で歓喜のG1初優勝を決めた。四国地区選も初優勝。

 6号艇の田村隆信が動き、大外に押し出されても慌てなかった。朝からの調整で「伸びをつけようと思って叩いていたらかなり良くなった。足あわせでも周りをちぎるぐらい」と上積みに成功。納得の足を存分に発揮した。

 大外から約半艇身前に出るトップSを決めると、一気に内へ絞った。1M大まくりで先頭に躍り出ると、後続を寄せ付けず。そのままゴールを駆け抜けた。

 地元でのG1初制覇に「めちゃくちゃうれしい。鳴門で取れたことがうれしい」と、ほおを緩めた山田。表彰式後は待ち受けていた仲間たちに“連行”され、師匠の田村とともに極寒の水中へ頭から放り込まれた。

 次戦は来月のSG・クラシック(3月16~21日・大村)に挑むが、今年一番の目標には、11月にこの鳴門で開催されるSGチャレンジカップ(11月22~27日)への出場を掲げる。「年頭から絶対に出るぞ、と思ってやっている。賞金の大きな上積みはできたが、1年間、目いっぱい攻めていきたい」と、決意を新たにしていた。

 なお2着には1号艇の片岡雅裕、3着には2号艇の中村日向が入った。

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