【ボート】福岡G1 長野壮志郎が悲願のG1初優勝 13年ぶりのSG出場も決定

表彰式で笑顔を見せる長野壮志郎
G1初Vの水神祭で水面に投げ込まれる長野壮志郎
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 「九州地区選手権・G1」(11日、福岡)

 圧倒的人気を背負った1号艇の長野壮志郎(41)=福岡・90期・A1=がイン逃げを決めて、G1戦2回目の優出で初優勝を飾った。この優勝でSG・クラシック(3月16~21日・大村)の出場権を獲得した。2着には枝尾、3着には前田が入った。

 千載一遇のチャンスをしっかりと生かした。シリーズリーダーとして優勝戦の絶好枠に陣取った長野は、インからコンマ09のトップSを決めて、1Mを先マイして快勝した。「エンジンには自信があったので、いいSを行きさえすれば勝てる自信があった」と振り返った。

 今期は3期ぶりのA1復帰も、新期(昨年11月~)に入ってからの現在勝率は5・38と低迷していた。苦戦を覚悟していたシリーズだったが、1走目で「質のいいS(コンマ04)を行けてまくって勝てた。あれでやれると思った」。自信を取り戻すと、そのまま波に乗って最後まで駆け抜けた。

 この優勝で、SG・クラシック(3月16~21日・大村)の出場権を獲得。自身3回目、13年ぶりにSGの舞台に復帰する。「師匠の瓜生さんと出られるのはうれしい。またG1で活躍できる選手になりたい」。新たに「九州チャンピオン」という称号をひっさげて、長野が再びボート界のトップ戦線へと舞い戻る。

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