角田大河 史上3人目デビュー2連勝 96年福永祐一以来の快挙達成 父・晃一師も安ど
東西で5日に新人騎手がデビューし、角田大河騎手(18)=栗東・石橋=が、史上3人目のデビュー2連勝を飾った。
ド派手なデビューだ。角田河が阪神1Rのメイショウソウゲツで初騎乗初勝利を飾ると、続く2Rもメイショウトールで鮮やかな差し切り勝ちを決めた。
79年栗田伸一、96年福永祐一以来、史上3人目となるデビュー2連勝。快挙を達成した鞍上は「朝、新聞を見て自分の名前が載っているとソワソワしていました。メイショウさんにはこんないい馬に乗せていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。昨年の小沢さん、その前の泉谷さんもメイショウさんの馬で初騎乗初勝利でしたし、自分にもそういう流れがあってくれと少し意識していました」と充実の汗を拭った。
メイショウトールを管理する師匠の石橋師は安どの面持ちで、「良かったです。本人も1Rを勝って気持ちが楽になったんじゃないでしょうか。出来過ぎなので、これに甘んじないように」とコメント。父・晃一師も「1Rは(管理する)本田師と一緒に見て“勝ったかな”と。ホッとしましたが、本人が一番ホッとしているんじゃないでしょうか」と親の表情をのぞかせた。