「全日本覇者決定戦・G1」(7日、若松)
シリーズ最古参の田頭実(54)=福岡・58期・A1=が“純地元”で存在感を示している。1走目の2Rはインから2着だったが、2走目の8Rは鋭く2コース差しを決めて抜け出して1着。初日2、1着と好スタートを切った。
「後半は良くなっていた。回転が合っていて舟が向いてから進んでいる感じがあった。もう1走、この形で走ってもいいかも」と機力の上積みを感じ取る。若松はSGV1、G1V2の実績を残す水面。若手の台頭が著しいボート界だが、気合の入る地元水面でベテラン健在をアピールする。