【ボート】ボートレースクラシックカウントダウンコラム1
「ボートレースクラシック・SG」(16日開幕、大村)
2022年のSG戦線が開幕-。「SG・第57回ボートレースクラシック」が16~21日まで、長崎県のボートレース大村で開催される。昨年のSG・G1などの覇者に加え、年間の優勝回数上位レーサーたちが集結し、頂点を争う。
今年の舞台は大村。SGは過去に7回開催されているが、クラシックは初開催。過去56回の歴史がある本大会で、ナイター開催は史上初となる。
コースは海水。干満差があり、干潮時は乗りやすいが満潮時はうねりが生じることがある。強い追い風が吹くと荒れ水面になるが、春は比較的穏やかな水面になることが多い。
大村は昔からインが強い。2012年の持ちペラ制度廃止、その後の出力低減エンジン導入で、さらにインの勝率は上がっている。昨年のイン勝率は尼崎と並び62・6%。芦屋の63・9%に続いて2位タイの数字だ。全国平均の55・2%と比べて、いかにインが強いかが分かる。
大村のエンジンは昨年7月に使用開始。2連対率トップは72号機で50・2%。優出回数も7回でトップだ。前節は松尾昂明が操り、3コースから差して優勝。ターン系が力強い注目エンジンだ。2連対率40%超えでは他に21、25、57号機が優勝2回の実績を誇る。