【ボート】若松G1 羽野直也がイン速攻で初の地元周年制覇

 「全日本覇者決定戦・G1」(12日、若松)

 人気を背負った1号艇の羽野直也(26)=福岡・114期・A1=が、インから逃げ切って、初の地元周年制覇。G1は、昨年9月のヤングダービー(徳山)以来となる、3回目の優勝を飾った。2着には森高一真、3着には新田雄史が入った。

 インから気合のトップS、コンマ07で飛び出した羽野が、初の地元周年制覇を飾った。「地元周年というのは一つの目標だったので、すごくうれしいです」と、笑顔を見せた。

 実績のある43号機を得て、前検から感触は上々。「とにかく足を落とさないように心掛けた」と日々調整に余念はなかった。予選を2位で通過し、優勝戦では1号艇が巡ってきた。レース本番では井口が3カド選択となったが「自分のSの集中を切らさないように」と最後まで冷静だった。

 若松はデビュー地で、初1着も飾った思い出のレース場だけに喜びもひとしお。ただ、次節は、今年のSG開幕戦となるクラシック(16~21日・大村)が控えている。「今の浮かれた気持ちを一旦リセットして、また頑張りたいです」。福岡のホープ・羽野がさらなる活躍を誓った。

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