【競輪】石井寛子が宇都宮ガルコレ制覇 直線差し切りV「いつも通りの追い込みができた」

 賞金ボードを手にする石井寛子
 直線で差し切り優勝を手にした石井寛子
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 「ウィナーズカップ・G2」(21日、宇都宮)

 最終日9Rに行われた「ガールズケイリンコレクション2022宇都宮ステージ」は石井寛子(36)=東京・104期・L1=が直線で差し切り優勝。優勝賞金225万円を獲得した。

 ガールズの今年最初のビッグレースは石井が制覇した。初手から尾方後位の2番手に付け、直線で抜け出すと、まくりで迫る佐藤を振り切った。「差されたと思った。うれしかった」と強敵を破っての優勝に笑顔を見せた。

 「悩んだけど、Sしてから前々にしようと決めた」。後方がけん制し合う中、尾方が正攻法からの先行となり「グランプリで後方からすごいスピードで行かれたので、きょうは後ろを全く見なかった」と追走に集中。「自分の力はあまり出せなかったけど、いつも通りの追い込みができた」と振り返った。

 この優勝で賞金225万円を手にして賞金ランクもトップに浮上。「これで上積みができた。ケガ、欠場なく1年走って10回目のグランプリに出たい」と年末の舞台を見据えた。

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