【競輪】清水裕友がG2・ウィナーズC連覇 松浦悠士の後位から鮮やか強襲

 ウィナーズカップを連覇した清水裕友
 賞金ボードを掲げる清水裕友
2枚

 「ウィナーズカップ・G2」(21日、宇都宮)

 清水裕友(27)=山口・105期・SS=が番手まくりを放った松浦悠士(広島)の後位から抜け出して、大会連覇を達成。賞金2279万円を手にした。2着に松浦、3着には深谷知広(静岡)が入った。

 ラインの力で連覇を達成した清水。「太田(竜馬)君がきっぷ良く行ってくれた。前2人の強さに尽きる」と前を任せた太田竜馬(徳島)と松浦に感謝した。

 レースは太田が打鐘で踏み上げて主導権を握る。「2日目に3番手で連係を外した。そこだけはしっかり付いて」と決勝はしっかりと前の2人を追走。「連日、脇本(雄太)さんのスピードがすごいし、飛んで来るんじゃないかと」と内心を明かしたが、その不安は的中せず、ゴール前はゴールデンコンビを組む松浦との一騎打ちを制して1着でゴール。「まさか優勝できるとは」と振り返った。

 今年に入ってから優勝はなく「昨年は賞金でグランプリ出場争いをして出たことに満足してしまった。気持ちが入らないままだった」と不振の理由を口にする。それでも「いろいろとかみ合えば優勝できるのが分かった。状態は悪い中で、あまり大きなことは言えないけど、この優勝で気持ちを切り替えて頑張りたい。そう思えてよかった」とG2制覇で再び気持ちも入ってきたようだ。

 「まだまだ今年は長い。気持ちが切れやすいタイプだけど、一年間しっかり戦いたい」とウィナーズカップ連覇を弾みに今度はG1の舞台で輝きを取り戻す。

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