【競輪】京王閣F2デイリー杯で地元・菅谷隆司が今年初V

 「JFN杯&デイリースポーツ杯・F2」(21日、京王閣)

 京王閣をホームバンクとしている菅谷隆司(36)=東京・96期・A1=が鈴木玄人(東京)の逃げに乗って抜け出して1着。2020年12月小倉以来の優勝を飾り、デイリースポーツ杯を手にした。地元優勝は同年9月以来3回目。2着は菅谷後位へ切り替えた前川大輔(福島)。3着には南関3番手から伸びた大西健士(神奈川)が入った。

 決勝の菅谷は、準決でも連係した鈴木をマーク。その鈴木が打鐘前から前川をさばきつつ一気のスパート。菅谷は遅れながらもドッキングして、最終2センターから一気に踏み込み優勝をつかんだ。

 「鈴木君のおかげ。後ろに付いていて感動した。目頭が熱くなるレースをしてくれたおかげ。しっかり自分が勝ち切ることができて本当によかった」と後輩の奮闘をたたえた。

 前期のS級戦は予選突破が1回だけと苦戦。今期も直近2場所は準決敗退。流れは悪かったが、この地元戦で息を吹き返した。「S級点とかではなく、与えられた場所で結果を出していきたい」と待望の勝利にも謙虚な姿勢。コツコツと白星を量産し、今後もA級では格上の存在感を見せてくれそうだ。

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