【競輪】岸和田F1 伊藤正樹が通算500勝「ラインのおかげです」と絆を再認識

 「サテライト大阪カップ・F1」(23日、岸和田)

 2日目8RのS級選抜で伊藤正樹(49)=愛知・71期・S2=が1着。1993年4月のデビューから28年11カ月で、史上39人目(現役17人目)となる通算500勝を達成した。

 レースは赤板過ぎ1角に出切った吉田篤史(奈良)が最終ホームからペースを上げる。番手の伊藤はまくり上げてきた佐藤博紀(岩手)をけん制してから、直線で吉田を差し切り、先頭でゴールした。

 検車場に引き揚げた伊藤は「吉田君が頑張ってくれました。ラインのおかげです」と先行した吉田に謝意。通算500勝に関しても「ラインのおかげです。これからもライン重視ですね」と、連係する中部、近畿勢との絆を強調した。

 伊藤は日本競輪学校(現・日本競輪選手養成所)71期生で、1993年4月に前橋でデビュー。通算1着回数は500(2681走)、優勝回数は42。4・00を上回る大ギアブームだったころでも、3・54と小ギアを駆使し、2008年3月の玉野記念で完全優勝を飾るなど、長きにわたってS級で活躍している。

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