【高松宮記念】展開から浮上するのはこの馬だ
「高松宮記念・G1」(27日、中京)
近年のスプリントG1で、常にペースの鍵を握ってきたモズスーパーフレアが引退。逃げたいのはファストフォースだが、前走はダッシュがつかず5、6番手から。今回もゲートにやや不安を残す。そうなると先手を奪うのはレイハリア、キルロードあたりか。思いのほか流れは落ち着きそうなムード。ここは先行有利とみて、好位差しタイプを馬券の軸に据えたい。
レシステンシアは6Fでも難なく好位置を奪えるテンの速さが強み。昨年は8枠16番だったが、今年は絶好の4枠7番。ゲートをスムーズに出て、逃げ馬の後ろのポジションをしっかりと確保できそうだ。正攻法の抜け出しで、今年こそ勝利をつかむ。
初の6F挑戦となる有力馬も、ペースが緩めば道中の追走は楽になるはず。最内枠に入ったサリオスは、インから馬群をさばいてゴール前で肉薄する。ロータスランドも内のレシステンシアをいい目標にして運べそう。ドンピシャのタイミングで仕掛ければ好機が生まれる。