デアリングタクト ヴィクトリアMでの復帰視野 杉山晴師「あくまで順調でというのが前提」
2020年に史上初となる無敗の3冠牝馬に輝き、21年クイーンエリザベス2世C3着後に右前肢繋靱帯炎を発症して休養していたデアリングタクト(牝5歳、栗東・杉山晴)が、ヴィクトリアM(5月15日・東京)での復帰を視野に入れていることが31日までに分かった。
同馬は現在、滋賀県のチャンピオンヒルズで調整中。杉山晴師は「重傷を負ったわけですから、あくまで順調でというのが前提。何とか無事に行けるようやっていくだけです。馬体だけ見れば、張り、毛ヅヤと今までで一番。脚元だけですね」と説明。帰厩時期については「レースの日から逆算して、これだけ間隔があいているので、通常より早めに戻すべきだと思っています」と見通しを語った。